[メイン] クス : x5 3d6 #1 (3D6) > 5[1,1,3] > 5 #2 (3D6) > 9[4,1,4] > 9 #3 (3D6) > 10[4,5,1] > 10 #4 (3D6) > 13[6,5,2] > 13 #5 (3D6) > 14[4,6,4] > 14

[メイン] シャン : X5 3d6 #1 (3D6) > 8[2,5,1] > 8 #2 (3D6) > 11[5,4,2] > 11 #3 (3D6) > 14[4,4,6] > 14 #4 (3D6) > 11[2,5,4] > 11 #5 (3D6) > 16[5,5,6] > 16

[メイン] GM : 準備がいいか教えてくれ

[メイン] 上条当麻 : 教える

[メイン] アルティナ : 教えます

[メイン] GM : では…出航だァ~!!!

[メイン] 上条当麻 : 出航だァ〜〜!!

[メイン] アルティナ : 出航だァ〜〜〜〜!!!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「骨組みだけの宇宙」

[メイン] GM : 始まります。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなたはいつもと変わらぬ日常を過ごしていた。

[メイン] GM : 時計を見れば、針は12時近くを指していた。そろそろ日付をまたぐ時間だ。

[メイン] GM : 明日に備えて、今日はもう体を休めなければならない。

[メイン] GM : 1日を終え、眠りにつく。あなたの意識はゆっくりと、深く沈んでいくだろう。

[メイン] GM : 《聞き耳》または《アイデア》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=16*5 アイデア (1D100<=80) > 67 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=95 ききみみー (1D100<=95) > 27 > 成功

[メイン] GM : 意識を手放す直前。ごぼごぼ、と水中で空気が抜けていく音を聞く。手足が無防備に投げ出され、宙を漂うような奇妙な感覚を覚えた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ふ、と。当麻の意識が浮上する。そこは見知らぬ空間だった。

[メイン] GM : 当麻が立ち尽くしている足元にはがれきが散らばり、地面を覆い隠している。
視線を上げれば、遠くで色とりどりの魚たちが泳いでいるのが見えた。

[メイン] 上条当麻 : 「助けて!溺れ……ない?」

[メイン] 上条当麻 : 「何処だここ…また知らない間に拉致されちゃったよ」
頭をガシガシと掻きむしり辺りを探索する

[メイン] GM : その傍では、美しい珊瑚が波にまかせてゆらゆらと揺らめいている。
鮮やかな景色に目を奪われそうになった時だった。

[メイン] GM : 当麻の背後で、不意に、がしゃん、と小さな物音がした。

[メイン] 上条当麻 : 「うん?」
振り返るけど

[メイン] GM : 振り返れば、アルティナがこちらを向いて立っているのが分かる。

[メイン] GM : しかし、彼女の表情は苦しげに歪み、左手で喉元を押さえているということに。

[メイン] 上条当麻 : 「アンタが俺をここに…?って考えてる場合じゃないな!」
思わず駆け寄る

[メイン] 上条当麻 :

[メイン] GM : 当麻が何か言おう、とあるいは近づこうとしたとき、あなたは自身の異変に気づく。
吐き出した息が、声が、ごぼり、と泡になってしまうことに。

[メイン] GM : 驚いて息を飲もうとしても、それができないということに。
あなたは気づく。息を「吐く」ことはできても、息を「吸う」ことが出来ないということに。

体に起こった不可思議な異変にSANc(0/1d3)。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=55 (1D100<=55) > 53 > 成功

[メイン] GM : どうすることもできずに戸惑っていると、目の前で苦しげに喉元を押さえていたアルティナがすがるようにこちらに手を伸ばしてきた。

[メイン] GM : はく、はく、と。まるで水面から顔を出す魚のように、何度も口が開閉する。
震える指先が、「たすけて」と言わんばかりに、何度も宙を掻く。

[メイン] 上条当麻 : 「(なんだこれ、声、が…)」

[メイン] 上条当麻 : ああ助けてやる、助けない理由なんてないさ
待ってろ​─────

[メイン] 上条当麻 : 幻想殺しをその方へ伸ばす

[メイン] GM : 助けを求めるように伸ばされた手を、あなたはしっかりと掴む。
すると、今まで吐き出す事しかできなかった息を吸い込めることに気づいた。

[メイン] GM : 俄かに肺を満たす空気にむせかえりそうになりながら、それでもアルティナの腕を掴んでいれば、アルティナが激しく咳き込みだすのが分かる。

[メイン] GM : ぜえぜえ、と二つの呼吸が重なり、この空間に小さく響いた。

[メイン] 上条当麻 : 「ごほっ…ごほっ!!…ようやく息が出来る」

[メイン] 上条当麻 : 「あのう……無事でせうか?」

[メイン] アルティナ : 銀髪で小柄な少女もまた、眼前の彼と同じように咳き込む
唐突に息が出来るようになったと言う感覚に、戸惑いと安堵を混ぜたような表情で。

[メイン] アルティナ : 「……大丈夫です」

[メイン] 上条当麻 : 「なら良かったよ、助けるのが遅れてごめんな」

[メイン] 上条当麻 : よく分からん窒息の呪文らしきやつは幻想殺しで消えただろう、そう考えて握っていた手を離すと

[メイン] アルティナ : そうしてそう言った無表情は、直ぐに無表情に上書きされ
淡々と自身が無事であることを告げて
同じく手を離そうとして……

[メイン] GM : 《CON*5》を振ってください。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=55 (1D100<=55) > 51 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=45 わたしもいちおう (1D100<=45) > 41 > 成功

[メイン] GM : 手を離した瞬間、両者ともまた先ほどのような息苦しさを覚えるが、なんとか耐えて行動することができる。

[メイン] 上条当麻 : 「(​──────そうだ、良く考えればそうじゃないか!さっきの時点で俺も窒息してたんなら、これは魔術なんかじゃない!)」

[メイン] 上条当麻 : (幻想殺しは、関係なかったんだ!)

[メイン] アルティナ : 「……か、っ……ひゅ……な、なにが……」

[メイン] 上条当麻 : 今度は逆の手で掴む

[メイン] GM : 両者とも再び呼吸ができるようになる。

[メイン] アルティナ : 息が続かない
何かしらの条件があるのだろうか
そう言った事を思考するよりも早く、息がどうにも続かなく、そう思えば再び息が吸えるようになり

[メイン] 上条当麻 : 「…これだとやっぱり息はできるんだな」

[メイン] アルティナ : 「…………」
再び苦しそうな顔から一転、人形のように物静かな無表情に変わり

[メイン] アルティナ : 「そのようですね」

[メイン] アルティナ : 事実として、手なり何なり繋いでいないと呼吸が出来ないのだと判断したのか
ややうんざりしたように同意した。

[メイン] GM : しばらく二人で手を取り合っていれば、ようやく息が整ってくる。

[メイン] 上条当麻 : 「それでその…この状況だし手を繋いだまんまでもいいでしょうか…?」
初対面の相手だ、余り好意的に思われていないことも何となく察しつつも提案する

[メイン] アルティナ : 「……そうじゃないと窒息しますよ
 それでもいいならいいです……私は嫌ですが」

[メイン] 上条当麻 : 「はは…まあそうだよな…強引な感じになっちゃってごめんな、俺は上条当麻って言うんだ」

[メイン] 上条当麻 : 「お嬢さんの名前は?なんて呼べばいい?」

[メイン] アルティナ : 「……アルティナです。呼び名は……自由で構いません」

[メイン] アルティナ : 少なくとも目の前の彼から悪印象と言ったものを受けはしない
そう感じたのか、少し考え自身の名を名乗る。

[メイン] 上条当麻 : 「ん、アルティナだな、よろしく。」
一応これで知り合いになったので誘拐とは思われないだろう、誰に見られて誰に通報されるのだろうかという考えは一先ず置いておいて

[メイン] 上条当麻 : 「にしてもここはどこなんだろうな、綺麗というか…いっそ毒々しい魚ばっかりだけど」
辺りを見渡す

[メイン] シャン : 周囲を見渡すと、この空間は広く、横幅は25m、縦幅は50mほどもあることが分かるだろう。
周囲を見渡せば、この空間を覆うようにして、何本もの太くて白いアーチが床から天井まで伸びていることが分かる。
また、足元だけでなく部屋全体にたくさんのがれきが散らばっていた。
アーチの隙間からは外の様子が見え、その先ではたくさんの魚が泳いでいる。

[メイン] 上条当麻 : 「沈没した…昔の遺跡、か?」

[メイン] 上条当麻 : 「ちなみにアルティナはここがどこかって知ってるか?」

[メイン] アルティナ : 昔の遺跡のようだと言った意見にはこくこくと首を縦に動かし同意し
その後、どこか知っているかと言った上条の問いにはぶんぶんと首を横に振り否定する

[メイン] 上条当麻 : 「そっかそっか、そりゃそうだよな」
そうじゃなきゃこんな事になってないだろうし、この少女もあんなとこで意味もなく溺れてたりしないだろう

[メイン] 上条当麻 : 「…冷静になると気になってきた…」
「なんで手を繋ぐと息が出来るんだ?目とか水圧とかはムシされてるのか?」

[メイン] 上条当麻 : 体を確認

[メイン] 上条当麻 : 改めて自分たちの体を観察する。
服装は寝た時のものではなく、普段日常的に着ている物だった。
靴も履いており、がれきを踏んで足を切ってしまう事もないだろう。
荷物や持ち物はないが、いつも肌身離さず持っている物は変わらず身に着けていた。

《アイデア》
それとは別に《医学》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=80 アイデア (1D100<=80) > 78 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=70 アイデア (1D100<=70) > 47 > 成功

[メイン] 上条当麻 : 両者とも外傷はなく、いつもと変わりないと分かる。
また、あなたが自分の体に触れてよく確かめてみると、ポケットに一枚折りたたまれた紙が入っていることに気づく。

[メイン] GM : 互いにもう片方と触れている限り、体に異常をきたすことはないと分かる。
だが、それは言い換えれば「お互いに触れていないと呼吸困難を引き起こし、両者とも危険な状態になる」ということだと気づく。

[メイン] 上条当麻 : 「ん?なんだこりゃ」
ポケットの奥でかさりと、昨日買った飯のレシートだろうか?

[メイン] GM : 開いて中を見てみるのであれば、どうやら一枚のメモ用紙のようだった。
丁寧な筆跡で、文字が書かれている。

[メイン] GM : 【折りたたまれた紙】
ここは、深い海の底。
かつて、大切なものを守り損ねた、亡者の墓場。
彼らの後悔は、それぞれの“力の象徴”に宿る。
傷ついた魂を、どうかあなたが救ってあげて。

[メイン] 上条当麻 : 「???」

[メイン] 上条当麻 : 「アルティナさん、君のポケットに何かメモが入ってたりする?」

[メイン] 上条当麻 : こういうのは人に任せよう、適材適所と言うやつだ。
隣にボーッと立つ少年は幻想殺しの効かないこの場所で一体なんの役に立つのかという話はさておき

[メイン] アルティナ : 「……メモ?」
尋ねられたので、自身の衣服のポケットにメモらしきものがあるか探す。

[メイン] GM : 当麻が見つけたものと同じ内容のメモが入っていていいよ。

[メイン] アルティナ : 「ありました」
と、メモを取り出し見せてみる。

[メイン] 上条当麻 : 「ありがとう、内容は…俺の持ってるやつと一緒みたいだ」

[メイン] 上条当麻 : 「で、だ、率直に言うと上条さんはこういうの全然分からないんだけど説明してもらっていい?」
両手を離してもいいなら、とっくに土下座の構えから五体投地へと移行していただろう

[メイン] アルティナ : 常に無表情で冷静に事を話すこの少女は、ある意味そう言った理知的な雰囲気すら出していたのだろうか。
しかし……

[メイン] アルティナ : 「わかりません」

[メイン] 上条当麻 : 「えっ」

[メイン] アルティナ : 「……ここが海底なことくらいと、この海底で何かしら起きて死人が出たとかくらいしか」

[メイン] アルティナ : 何度か読み返して、思った事や知識の範囲で分かりうる事をそのまま口にする。

[メイン] 上条当麻 : 「ああよく見りゃ墓場って書いてるな…こういう知的でオサレな文章って目が滑ってまともに読むこともままならないよなー」

[メイン] アルティナ : 「もう少し他が読む事を意識して欲しいです」

[メイン] アルティナ : そうして、無口のまま白いアーチを指差す

[メイン] 上条当麻 : ああそうか、手を繋いでなきゃ行けないんだから俺もついて行かなきゃいけないんだ
「アーチが気になるんだな?」
と手を引く

[メイン] 上条当麻 : 白いアーチは、この空間の横幅を覆うように伸びていることが分かる。
それが空間の奥に向かって、等間隔に置かれていた。
アーチは自分たちのいる場所ほど小さく、奥に行けば行くほど大きく広がっている。
また、アーチはほのかに発光し、それがこの部屋一面を明るく照らしていた。
(※白いアーチは5m感覚で据えられている)

《目星》または《アイデア》
それとは別に《聞き耳》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=95 目星 (1D100<=95) > 44 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=95 ききみみ (1D100<=95) > 76 > 成功

[メイン] GM : 太く、直径50cmはあろうかと思われる大きなアーチである。
発光しているアーチの根元に、白い粉がたまっていると気づく。
恐らくアーチの熱で海水が蒸発し、塩がたまっているのだろうと分かる。

[メイン] GM : アルティナは足元に、ひやりとした空気を感じる。
その冷気は、どうやら背後から漂っているようだった。
振り返れば、自分たちの背後、背丈ほどの高さのアーチは発光していないことに気づく。
また、アーチは奥に行けば行くほど低くなり、奥は暗い闇が広がっていた。
アーチの発光していない場所はひんやりとし、触れてみれば氷のように冷たいことが分かる。

[メイン] 上条当麻 : 「塩…って…上条さんの記憶が正しければ沸点100度だった気がするんですが…」

[メイン] GM : 当麻は追加で《地質学》か《医学》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ないよう!

[メイン] 上条当麻 : ccb<=5 しょきちさまさま (1D100<=5) > 33 > 失敗

[メイン] GM : 当麻はアーチをよく見て考えても特にひらめくことはないですね。

[メイン] アルティナ : 「はい。水の沸点は100℃前後です。
 つまり……あのアーチはそれほどの熱を発して…いる事になります……が」

[メイン] アルティナ : 自分たちの背後の方のアーチを指差す。

[メイン] アルティナ : 「発光していない方は……ひんやりしてそうです」

[メイン] 上条当麻 : 「後ろのアーチ…壊れてるのか?」
「むしろ深海で動いてる方が妙だけど、エイキュウハツデンでもしてるのかな」

[メイン] 上条当麻 : 「有り余る熱量が暖房代わり…ってことか」

[メイン] アルティナ : 「なのかもしれません。
 深海の気温は確か平均3℃とかですので」
この様に活動的に動けるのも珍しい。

[メイン] 上条当麻 : 「水圧だけじゃないんだな深海って…」

[メイン] 上条当麻 : 「…やっぱり気になるな、アーチもそうだけどこんな深海に建物ってどう考えても奇妙だ」

[メイン] アルティナ : 「水圧だけではなく、その気温に対応できる様に進化しているのが深海の生き物です」
知っている知識に関してはどうにも口数が多いのか、ぺらぺらと。

[メイン] 上条当麻 : 「その進化の方向が白目だったりブヨブヨってのは受け入れ難いけどなー、捌いて貰えりゃ気にしないけどさ」

[メイン] 上条当麻 : 「おっと、ここの瓦礫デカいから気をつけてな」

[メイン] 上条当麻 : 「…つーことで怪しげな所を歩き回ってたら見つけた訳だが」

[メイン] アルティナ : ひょいと身体を動かして、瓦礫に躓かないように動いて

[メイン] アルティナ : 「扉ですね」

[メイン] 上条当麻 : 「扉だな」

[メイン] 上条当麻 : 「…開けた方がいいかなぁ?」

[メイン] アルティナ : 「……」

[メイン] アルティナ : 「一旦近寄ってから考えましょう
 どこに繋がってるかとか、わかりませんので」

[メイン] 上条当麻 : 「わかった。アルティナさんは後ろにいてくれ」
幻想殺しを構え前方に注意を払い…

[メイン] : 「どうして、どうして彼は死んでしまったんだ。」

[メイン] : 「お前のせいだ。」

[メイン] : 「そうだ、私が悪い。私の力が足りなかったから。」

[メイン] : 「お前が弱かったから。」

[メイン] : 「私のせいで、全部失った。」

[メイン] : 「失った」

[メイン] : 「失った」

[メイン] : 「喪った」

[メイン] : 「「「「「お前のせいだ。」」」

[メイン] GM : 誰かを責め立て、喪失感を嘆く言葉だった。
折り重なる声には、様々な感情が入り混じる。
怨嗟、憤怒、悔恨、憎悪―――濁流のように押し寄せる負の感情が、全身を凍り付かせた。
突然響き渡る声に驚き、SANc(1/1d5)。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=55 (1D100<=55) > 12 > 成功

[メイン] system : [ 上条当麻 ] SAN : 55 → 54

[メイン] アルティナ : ccb<=65 (1D100<=65) > 79 > 失敗

[メイン] アルティナ : 1d5 おおきいよー (1D5) > 2

[メイン] system : [ アルティナ ] SAN : 65 → 63

[メイン] GM : しばらくすると、声は唐突に途切れ、辺りには再び静寂が戻る。
先ほどの声は、がらくたがあった方からしたように感じる。
雑多な物が転がっている中で、いくつか目に留まるものがあるだろう。

[メイン] 上条当麻 : 「っ誰の、声だ?」

[メイン] 上条当麻 : 突然の声に扉への意識から逸れて再度ゴミ山へ目を向けると…
先程は見向きもしなかった物にその意識が向く

[メイン] 上条当麻 : 「…扉に入る前にもう少し探索してみようか」
決して扉が怖いから後回しにしよう、なんて夏休みの宿題的思考では無く

[メイン] アルティナ : 「…………はい」

[メイン] アルティナ : 握っている手を強く握りながら
ぐいぐいと引っ張ろうとする

[メイン] 上条当麻 : 「ん、どこに行きたいんだ?」
さしたる抵抗もせず引っ張られるままに着いていく

[メイン] アルティナ : 「……アーチの……外側です」

[メイン] 上条当麻 : 「外か…寒そうだけど大丈夫かな?それに深海魚ってよく見るとグロいし…」
ぶつぶつ言いながらも着いていく

[メイン] アルティナ : 顔を強張らせたままぐいぐいとずっと引っ張っている。

[メイン] 上条当麻 : つーことでさっきの所まで戻る

[メイン] アルティナ : ccb<=95 めぼし (1D100<=95) > 42 > 成功

[メイン] 上条当麻 : ccb<=95 目星 (1D100<=95) > 72 > 成功

[メイン] GM : 泳いでいる魚たちは、どれも珍しい種類のようで、図鑑や水族館でも見たことのないようなものばかりだった。
咲いている花は青く、小さな5つの花弁を持つものだ。
実っている果実はライムであると分かる。

[メイン] GM : また、光の届かない奥まで目を凝らせば、あなたは気が付いてしまう。

[メイン] 人間に似た何か : そこには、「人間に似た何か」が海底を闊歩していた。

[メイン] 人間に似た何か : 背中を大きく曲げ、大きく離れた二つの目がぎょろぎょろと周囲を見渡している。

[メイン] 人間に似た何か : 水かきのついた手が水をかき分け、それに合わせてえらの様な部分が、ひくりと開閉した。

[メイン] 人間に似た何か : その生き物は、への字の口を大きく開いたかと思うと、辺りを泳いでいた魚を、ばくん!と丸呑みしてしまった。

[メイン] GM : 人間とも、魚ともつかない冒涜的な生き物を目撃したあなたはSANc(0/1d6)。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=54 (1D100<=54) > 40 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=63 (1D100<=63) > 34 > 成功

[メイン] 上条当麻 : 「な…なんだアイツ…!?」
どうせ声は届かないと分かりきっているのに不安感からか身を屈め、声のボリュームを最低限に落として会話を開始する

[メイン] アルティナ : 見たことが無いと言わんばかりに首を振る
怖がっているのか、握る手を僅かに震えさせつつ。

[メイン] 上条当麻 : その震えを、左手で確かに感じ取り

[メイン] 上条当麻 : もう片方の右手も差し出し、両手で少女の手を取り顔に真っ直ぐとした目を合わせる
安心しろ、そう伝えるように

[メイン] GM : 花に対して《博物学》または《アイデア》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=80 アイデア (1D100<=80) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] GM : 花は「ワスレナグサ」という花であることが分かる。
4~5月に咲く花であり、花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」という意味であることが分かる。
また、当麻はワスレナグサの語源として、中世ドイツの悲恋伝説を知っていることを思いだした。

[メイン] GM : 【ワスレナグサの伝説について】
昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りた。
だが、誤って転落し、川の流れに飲まれてしまう。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕を忘れないで)という言葉を残して死んだ。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。
(※出典:Wikipedia)

[メイン] 上条当麻 : 上条さんがこんなこと知ってるわけないだろうがァ!!!

[メイン] GM : クリを出した自分を恨んでくれ(^^)

[メイン] 上条当麻 : 「これ勿忘草じゃないか…昔食べれる草探してる時に調べた記憶がある」

[メイン] 上条当麻 : 「僕を忘れないで…だったか?いやこれは伝記だったかな…」

[メイン] アルティナ : 「……どうしてそんな草を食べるだとか……」

[メイン] アルティナ : 「……意味に関しては、はい。
 それで当たっています。よく知ってますね」

[メイン] 上条当麻 : 「ほら…上条さん金欠だから…」
あって間も無い人間に弱みを晒すのが美徳といえば聴こえはいいが…

[メイン] 上条当麻 : 「それよりアイツに見つかる前にズラかろうぜ」
取るもん取ってさ、とライムに手を伸ばす

[メイン] GM : 水中に手を伸ばせば、簡単にライムの果実を摘み取ることができる。
ライムは瑞々しく、変わったところはない。

[メイン] 上条当麻 : ライムを回収して先程の瓦礫の山へ戻る

[メイン] アルティナ : 「……そうしましょう」
繋がったままなのでそのまま瓦礫に。

[メイン] アルティナ : 鯖ついたナイフを手に取って

[メイン] アルティナ : ccb<=63

[メイン] アルティナ : ccb<=63 (1D100<=63) > 19 > 成功

[メイン] GM : アルティナは《科学》以外にも《アイデア1/5》を振ることができる。

[メイン] アルティナ : ccb<=95 科学併用 (1D100<=95) > 22 > 成功

[メイン] GM : 金属の錆は、化学薬品だけでなく、歯磨き粉や食器用洗剤、炭酸飲料や酸味の強い柑橘類などでも落とすことができると知っている。

[メイン] アルティナ : 「……この錆、確か……あのライムと塩で……」

[メイン] アルティナ : とはいえ、錆びたナイフを元に戻して何になるのだと言うのだろうか。
さっぱりわからないまま、きょとんとしたままナイフを眺めている。

[メイン] 上条当麻 : 「ライム?ライムがありゃ何かできるのか」
メモと共にポケットの奥底にしまい込まれた果実を再び引っ張り出し手渡す

[メイン] アルティナ : 「あとは塩ですが…………
 ……アーチの方に行く必要があるので、先にここの方を確認していきましょう」

[メイン] アルティナ : 「頑固な錆は……他にも色々としないと落とせないので ええ」

[メイン] 上条当麻 : 「へえ…めんどくさい洗濯のタグみたいだな」

[メイン] 上条当麻 : 「そういうことなら箱の中になんか無いか探してみるか」

[メイン] 上条当麻 : ccb<=54 (1D100<=54) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 上条当麻 : 「標本か…これだけ原型とどめてるのが奇跡みたいなもんだな」

[メイン] 上条当麻 : ccb<=95 目星 (1D100<=95) > 66 > 成功

[メイン] GM : 敷き詰められた綿をどかせば、箱の底に小さな鳥の骨格が描かれていることに気づく。
どうやらこれは小鳥の骨であり、箱の底に描かれた骨格を見ながらであれば、元に戻すことができるかもしれない。

[メイン] 上条当麻 : 「……任せていい?」
最初から自分でやると言う考えは捨て諦めの姿勢を見せる
素人が触った所で2秒後には不幸だーっ!となるのが目に見えている

[メイン] アルティナ : 「構いませんよ」

[メイン] アルティナ : 「……あ。片手だと……難しいので……
 ……どこか私に触れておいてください」

[メイン] 上条当麻 : 「あ、そうだったな……」
「………」

[メイン] 上条当麻 : 「やっぱり俺もやるよ、手を繋がないのは、確証はないけど、イヤな予感がする」

[メイン] アルティナ : 「…………」

[メイン] アルティナ : 「わかりました。手取り足取り……見て教えていきます」

[メイン] アルティナ : そう言い、片方の手は繋いだまま
屈んで残りの手で骨格を組み立てていく

[メイン] GM : ばらばらの骨を正しく配置すれば、小鳥の骨格標本が完成する。
しっかりとふたを閉めれば、中の骨が崩れないと分かる。
それと同時に、当麻の身体に残っていた空虚感が消えて行く。

[メイン] 上条当麻 : 「こ、壊れなくて良かった…ッ!」

[メイン] 上条当麻 : 空虚感はどこへやら冷や汗を出るなり海へ排出していた

[メイン] アルティナ : 「何とか出来ました。……少しだけ…………むぅ」
虚脱感はまだ抜けていないのだが、彼の方はそうじゃないようだ。
何故かは知らないが。

[メイン] 上条当麻 : 「そーだな、スッキリしたというか…そっちはまだしんどそうだな、無理せずに言ってくれよ」

[メイン] 上条当麻 : 「あっ!コンパスあるじゃん!あれ使えばここが何処だか分かったりしねーの?」
多分、星読みと勘違いをしている

[メイン] 上条当麻 : 手のひらほどの大きさの、小さなコンパスである。
上蓋が外れており、針が頼りなく揺れているのが分かる。

[メイン] アルティナ : 「コンパス…?」

[メイン] 上条当麻 : 「ほらこう…座標を読んで…?」

[メイン] 上条当麻 : あなたがコンパスに触れると、再び、頭の中に声が流れ込んできた。
「私に安全な道を選ぶ力があれば、彼を失うことなどなかったのに。」
声はすぐに消えていくが、体にはむなしさが残るだろう。
奇妙な喪失感を覚えたあなたはSANc(0/1)

壊れたコンパスに対して《物理学》または《機械修理》を振れます。

[メイン] 上条当麻 : ccb<=54 (1D100<=54) > 76 > 失敗

[メイン] system : [ 上条当麻 ] SAN : 54 → 53

[メイン] 上条当麻 : 機械修理なんて持ってるわけないだろ
アルティナさんに渡すぞ

[メイン] 上条当麻 : 「安全な道、か…まるで自分には縁がないな」

[メイン] アルティナ : 「……そうなのですか?」
コンパスを受け取って、壊れたコンパスをどう治すか考えながら。

[メイン] 上条当麻 : 「ハイリスクハイリターンってやつだろ」
「いや虎穴に入らずんば虎…みたいな」
「俺の場合は自分から危険な場所に行かなきゃ何も救えないからってだけだよ」

[メイン] 上条当麻 : 「でもこいつにはその”力”が無かったって話だし…俺とは状況が違うか」
今のところ特に役に立っていない右手を見つめながら

[メイン] 上条当麻 : 「どうだ?直せそうか?」

[メイン] アルティナ : 「直せません。やり方は……一応知ってはいますが」

[メイン] アルティナ : 「磁石が……無いので……」

[メイン] 上条当麻 : 「磁石だったり塩だったり…捜し物が多いな」

[メイン] GM : 《目星》を振れます。

[メイン] アルティナ : ccb<=95 めぼし (1D100<=95) > 35 > 成功

[メイン] GM : ふと見上げると、うず高く積まれたがらくたの一角に、磁石があることに気づく。
ひときわ高いがれきの山の上にあり、あなたが手を伸ばしても届きそうにない。

[メイン] アルティナ : 無表情から一転、露骨に不満そうな表情で瓦礫の山を見つめる

[メイン] アルティナ : 「あんなところにありました」

[メイン] 上条当麻 : 「え゛…上条さんなんか怒らせた?ああ磁石ね、うん…」

[メイン] 上条当麻 : 「よっ……と」
少女の手が届かないのは明白なので恐らくこれは取れというお達しなのだろう、と手を伸ばす

[メイン] GM : 当麻が手を伸ばしても届かない。

[メイン] 上条当麻 : 「うーん…俺でも届かないや」
「何か長物でもあればいいんだけど」

[メイン] GM : がれきの山を登るなら《登攀》、がれきの山を崩して磁石を落下させるなら《戦闘技能》(※武器を使わないものであればどれでもよい)で磁石を入手可能。
両者のどちらかの成功でいいです。

[メイン] 上条当麻 : 男女平等パンチを無機物にも適用させていい?

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 上条当麻 : ccb<=95 (1D100<=95) > 52 > 成功

[メイン] 上条当麻 : 「おーし、ちょっと後ろに下がっててくれな」

[メイン] GM : 当麻ががれきの山を殴ると、ガラガラと音を立てて崩れていき、磁石を手に入れることができた。
理科の実験で使ったこともある、小さな磁石だった。
磁力が強いのか、小さな鉄片がくっついている。

[メイン] 上条当麻 : 「よしっ、お目当てのものはこれでいいか?お嬢サマ」

[メイン] アルティナ : 「……お嬢様なんかじゃないです」

[メイン] アルティナ : むすっとしたまま、磁石を受け取って

[メイン] 上条当麻 : (気にしてんのか?わかんねーな乙女心ってやつは)

[メイン] アルティナ : コンパスを治すよう、磁石を動かしていく

[メイン] GM : N極の先に磁石をつけ、そのままS極まで磁石を滑らせると、反対を向いた針が元に戻る。
不安定に揺れていたものの、コンパスとしてじゅうぶん使用できそうだ。
それと同時に、当麻の身体に残っていた空虚感が消えて行く。

[メイン] アルティナ : 「……治りました」

[メイン] アルティナ : 治したコンパスを上条に見せる

[メイン] 上条当麻 : 「すげぇな、本当に治しちゃったよ」
「このコンパス使って…こう…いい感じに出来たりしない?」
この未知の場所においてコンパスが役に立つことは無いと少年が気がつくことも今だ無いようだ

[メイン] アルティナ : 「そこまでできません」
きっぱりと。

[メイン] アルティナ : そのまま、落ちている瓶を拾って

[メイン] アルティナ : コルクを取り外し、紙を取り出す

[メイン] アルティナ : あなたが瓶に触れると、再び、頭の中に声が流れ込んできた。
「私に想いを届ける力があれば、彼を失うことなどなかったのに。」
声はすぐに消えていくが、体にはむなしさが残るだろう。
奇妙な喪失感を覚えたあなたはSANc(0/1)

瓶に対して《目星》または《アイデア》を振れます。

[メイン] アルティナ : ccb<=63 (1D100<=63) > 22 > 成功

[メイン] アルティナ : ccb<=95 めぼし (1D100<=95) > 94 > 成功

[メイン] GM : 他のがらくたと比べても、この瓶は真新しく、全く汚れていないと分かる。
海に流されて、ここに漂流したわけではないと気づく。

[メイン] GM : コルクを抜き、中から紙を取り出す。
開いてみれば、そこには短い言葉がつづられていた。

[メイン] GM : 【瓶の中の手紙】
今までありがとう。
君と一緒に生きてこられてしあわせだった。
最後に、一つだけ言わせてほしい。

(空白)

紙の下には余白が多く、おそらくこの手紙は書きかけなのだろうと分かる。

[メイン] アルティナ : 一応、そう一応だが、彼にも手紙を見せる。

[メイン] 上条当麻 : 「…らぶれたー?」

[メイン] アルティナ : 「らぶれたー……?」

[メイン] 上条当麻 : 「マジか、ラブレター知らないのか」
「うーんと…手紙って分かるか?」

[メイン] アルティナ : 「はい。そのくらいは」

[メイン] 上条当麻 : 「良かった、その手紙を好きな人に向けて想いを込めて文章を送る…って感じだな」

[メイン] 上条当麻 : 「これには片思いと両思いでまた別れるんだけど…まあ今はどっちでもいいか」

[メイン] アルティナ : 「ふむふむ…………」

[メイン] アルティナ : 「……では、この瓶の中に入ってたのはどう言うことなのでしょうか」

[メイン] 上条当麻 : …まさか、少女の前でこれを解説させられようとは

[メイン] 上条当麻 : 「…えーと……」
今度はしっかりと目を通す

[メイン] 上条当麻 : 「ラブレター…に見せかけた遺書っぽくもある」
「この空欄は…恥ずかしくなったか書く時間がなかったか」

[メイン] アルティナ : 「なるほど……なるほど……」

[メイン] アルティナ : 「だとすると、無念ですね。
 何かを思っているのに伝えきれないと言うのは……悲しいことです」

[メイン] 上条当麻 : 「…そーだな、それに手紙じゃいつ見られるかもちゃんと言いたいことを伝えられるかも怪しいもんだ」

[メイン] 上条当麻 : つーか…俺たちが読めてるってことはこの手紙宛先に届いてないんじゃ…

[メイン] アルティナ : 「……ここから投げたら少しは無念も晴れるのでしょうか」
わからないので、尋ねる事にした。

[メイン] 上条当麻 : 「そうだな、手紙詰めてもう一度流してやろう。」
次は届くかもしれない、相手の場所に、相手の心に

[メイン] GM : 手紙を瓶の中に戻し、コルクでふたをする。
それを海へ流すのであれば、波のある遠くへ飛ばさなければならないだろう。
手紙を流すためには、《投擲》

[メイン] アルティナ : 「……むう」

[メイン] 上条当麻 : 「深海から陸まであげるってんなら結構遠くまで投げなきゃダメそうだな…」

[メイン] アルティナ : 手紙を詰め直したのは良かったが、投げないと届かなそうで。
しかし自身は非力なのもあり、どうにもそれが難しいと悟って。

[メイン] アルティナ : 「……上条さんお願いします」
そしてここで丸投げした。

[メイン] 上条当麻 : 「ああ、任せとけ」
瓶を受け取る

[メイン] 上条当麻 : 後ろ手に大きく振りかぶり…

[メイン] 上条当麻 : ccb<=25 投擲 (1D100<=25) > 88 > 失敗

[メイン] 上条当麻 : あらぬ方向へとすっぽ抜けていった…

[メイン] GM : 投げられた瓶は、頼りなく水中を漂い、手の届かない海底の暗闇へ沈んでいくのが分かる。

[メイン] 上条当麻 : 「……………」

[メイン] アルティナ : 「………」

[メイン] 上条当麻 : 「ご、ごめんなさい……」
カッコつけた手前ビビり散らしながら

[メイン] アルティナ : 「物理的に難しいとか……片手が塞がってるとか…ある……ので……」

[メイン] 上条当麻 : 「…後で同じ手紙書いて海に流してやろう、そうすりゃきっと届くさ」

[メイン] アルティナ : 「…………ごめんなさい」
と、手紙の主人に申し訳なく思い謝罪して

[メイン] アルティナ : 「……わかりました」

[メイン] 上条当麻 : 「どーだ?読めそうか?」
入浴中に落っことして使い物にならなくなった漫画をふと思い出す

[メイン] アルティナ : 本の方をチラッと見て

[メイン] アルティナ : 「……濡れてて読めません」

[メイン] アルティナ : 一応本を手に取り、見ていこうとするも
濡れていて今はとても読めそうになく。

[メイン] アルティナ : ccb<=63 (1D100<=63) > 8 > スペシャル

[メイン] GM : 濡れた本は、冷凍庫など冷えた場所で冷凍保存すると、ある程度修復できると知っている。

[メイン] アルティナ : 「……そう言えば」

[メイン] アルティナ : 「濡れた本は……冷えた場所におけばある程度修復できると聞きました
 ……あのアーチ、何か使えるかもしれません」

[メイン] アルティナ : ぐいぐいと再び上条を引っ張る

[メイン] 上条当麻 : 「へえ…じゃああの漫画も捨てずに冷凍庫に突っ込んどきゃ良かったのか…損した気分だ」

[メイン] 上条当麻 : 「足元気をつけて急げよー」
引っ張られつつもカバーする体制にはいる

[メイン] GM : 濡れた本をアーチの後方、光の灯らない場所に置けば、ゆっくりと本が元に戻るのが分かる。
しっかりと伸びたページは、めくることができ、中を読むことができそうだ。
それと同時に、アルティナの身体に残っていた空虚感の一部が消えて行く。

[メイン] アルティナ : 「……!本が読めるようになりました」

[メイン] アルティナ : 空虚感が抜け、どこか嬉しそうに。

[メイン] アルティナ : そして、そのまま本を捲って内容を読もうとする

[メイン] 上条当麻 : 「はー、結構すぐ治るもんなんだなー」
などと呑気なことをいいつつ

[メイン] GM : 本をめくると、中には目次などがなく、ページによって書体も異なると分かる。
書かれていることは、「身を守るための護身術」「シチューのレシピ」「探し物の見つけ方」「とある村での宗教儀式」など、とりとめもなく雑多である。

[メイン] アルティナ : ふむふむとパッと読んで

[メイン] アルティナ : 「これ、上条さんにあげます」

[メイン] 上条当麻 : 「ありがとう??」
とりあえずは受け取ろうとする

[メイン] アルティナ : 「……生きる術みたいなのが書いてますので……不幸に……なりにくくなるかな…と」

[メイン] 上条当麻 : 「そっか、ありがとな」
きっとこの知識は役に立つのだろう
主に不幸になったあとの状況においてだが

[メイン] 上条当麻 : 「心配してもらえるだけで上条さんはもう幸せものですよ」

[メイン] アルティナ : 「ならよかったです」

[メイン] アルティナ : 「……最後、多分このナイフを……」
と、錆びついたナイフを取り出す

[メイン] 上条当麻 : 「柑橘類と、塩、だよな?」

[メイン] アルティナ : 「はい。柑橘類は上条さんが持っているライム
 塩は……アーチのです」

[メイン] アルティナ : 錆を落とす準備のため、再びぐいぐいと手を引っ張る

[メイン] 上条当麻 : 引っ張られていく

[メイン] アルティナ : そして、塩とライムを用意して
錆を落としていく

[メイン] GM : 錆びたナイフに塩をふりかけ、ライムを垂らしてこすると、刃を覆っていた錆がみるみるうちに落ちていく。
輝きを取り戻したナイフは、わずかに刃こぼれしているものの、ナイフとしてじゅうぶん使用できそうだ。
それと同時に、アルティナの身体に残っていた空虚感の一部が消えて行く。

[メイン] アルティナ : 「……ちょっとスッキリしました」

[メイン] アルティナ : 空虚感がまた一つ消え、喜んだような声色で。

[メイン] 上条当麻 : 「なんだか浮かない顔してたし気分が治ったようで良かったよ」

[メイン] 上条当麻 : 「さて…最後の仕上げの時間だな」
扉にみたび向き直る

[メイン] アルティナ : 「はい」

[メイン] 上条当麻 : がれきに紛れ、一枚の扉があるのが見える。
ドアノブには鍵穴などはついておらず、開けることができそうだ。
真っ白な扉には、何か文字が書かれている。

[メイン] GM : 【真っ白な扉に書かれた文字】
「救われない魂を、救うことはできた?」
「心残りは、もうない?」
「扉を開くことができるのは、一度だけ」
「あなたたちの力が、扉を開く”鍵”になる」

[メイン] 上条当麻 : 「心残り、心残りかー…」
あのボトルメッセージのことなら確かにちょっと残るものはあるがあれはどうしようもない、後は…

[メイン] 上条当麻 : 「…ん、そうだ」
今度はこちらが引っ張り出し何処かへ歩き出そうとする

[メイン] アルティナ : 「ん…………はい、わかりました」

[メイン] 上条当麻 : ということでさっきの勿忘草の所まで戻る

[メイン] GM : 戻った

[メイン] 上条当麻 : 「あった、これだ」
数本手に取る

[メイン] アルティナ : 「……どうしてそれを?」
今までこちらも勝手に動いたのはあるが、どうしてか気掛かりで質問する。

[メイン] GM : 簡単に花を摘み取ることができる。
ワスレナグサは瑞々しく、変わったところはない。

[メイン] 上条当麻 : 「別にアルティナさんみたいに賢くないからさ、深い考えって訳じゃないよ」

[メイン] 上条当麻 : 「花言葉の意味を俺が知ってるのも偶然かもしれないけど…そういう事なのかなって」

[メイン] アルティナ : 「…………………………」

[メイン] アルティナ : 「忘れないだなんて、変な人ですね」

[メイン] 上条当麻 : 「…そっちじゃない方だと思うな」

[メイン] 上条当麻 : 「もうひとつの方…『真実の愛』だと思う」

[メイン] アルティナ : 「…………」

[メイン] アルティナ : 「やっぱり、変な人ですね」

[メイン] 上条当麻 : 「…上条さんに言った?ねえ、手紙の人についてだよね?上条さん宛てじゃないよね?ねえなんか言って!?」

[メイン] アルティナ : 「……なんでもないですよ」
と、僅かに笑みを浮かべて

[メイン] アルティナ : 「それと……今更ですがアルティナでいいです。
 歳下だと思うので」

[メイン] 上条当麻 : 「……!」
「おう、よろしくな、アルティナ!」

[メイン] 上条当麻 : 「こっちの心残りはもうない、多分!アルティナはどうだ?」

[メイン] アルティナ : 「もう大丈夫です」

[メイン] 上条当麻 : 「じゃあ…行こうか、今度こそあの先へ」

[メイン] 上条当麻 : 先程までのちぐはぐな引っ張り合いと違い、歩幅を合わせて、2人で扉へと向かっていく

[メイン] 上条当麻 : 意を決して扉を開く

[メイン] 上条当麻 : 扉を開けば、その先は真っ白な空間になっていた。
中には何もない。
天井も壁も床も、境目が分からないほどに白く、真っ新な空間が広がっている。

[メイン] 上条当麻 : 「さっきまでと…まるで雰囲気が違うな」

[メイン] アルティナ : 「……何も無いです。そして真っ白で……」

[メイン] 上条当麻 : あなたたちが足を踏み入れた途端、ふっと視界が暗転する。
体は宙に投げ出され、そのままどこかへと落下していくのが分かった。
繋いでいた手が、離れそうになる。
そしてひたすらに落ちていくあなたたちの頭に、声が響いた。

[メイン] : 「私に力があれば。」

[メイン] : 「私に彼を守る力があれば。」

[メイン] : 「2人で生きる力があれば。」

[メイン] : 「彼を喪うことなど、無かったのに。」

[メイン] : 「お前も、亡くせばいい。」

[メイン] : 「お前も、喪えばいい。」

[メイン] : 「「「「「うしなえばいいんだ」」」」」

[メイン] GM : では、最後の判定になります。
1d100をどちらかが振ってください。

[メイン] 上条当麻 : 1D100 (1D100) > 69

[メイン] GM : 濁流のように押し寄せる声に、思考が埋め尽くされそうになる。

[メイン] GM : そんな時だった。

[メイン] GM : 当麻の手を、アルティナが強く掴む。

[メイン] アルティナ : 「……呑まれては……離しちゃ……だめ、です!」

[メイン] GM : 声が届く。

[メイン] GM : 確かな言葉に、当麻もまたその手を強く握り返すだろう。

[メイン] GM : その時、強い光があなたたちを包み込む。

[メイン] GM : 温かく、柔らかく、優しい光だった。

[メイン] GM : そのまま、あなたたちの意識は薄れていく。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなたはふと意識を取り戻す。

[メイン] GM : そこは自室だった。

[メイン] GM : 時計を見れば、起床には少し早い時間だった。

[メイン] GM : あの光景はいったい何だったのかと、あなたは体を起こす。

[メイン] GM : すると、あなたの手が強く握り込まれていることに気づいた。

[メイン] GM : ついさっきまで、あの人と握っていた方の手だ。

[メイン] GM : そこには、1輪の花があった。

[メイン] GM : あの深海で見つけた、青い花だ。

[メイン] GM : 青い花は、確かに証明している気がした。

[メイン] GM : どんな時でも、最後まであの人の手を離さなかったあなたの強さを。

[メイン] GM : あなたには、困難に打ち勝ち、未来を切り開く力があるということを。

[メイン] GM : 大切な人を失うことなく、あなたはあの場所から無事に帰って来られたのだということを。

[メイン] 上条当麻 :  

[メイン] 上条当麻 :  

[メイン] 上条当麻 : 腕に確かに残るのはあのしっかりと握っていた手の感触

[メイン] 上条当麻 :    チート
それも右側ではなく、ただの左手の方に

[メイン] 上条当麻 : アイツは力のなさを嘆いていたが…
右手の“トクベツな力”がなくたって

[メイン] 上条当麻 : 手を伸ばすだけで何かは変わるし、手を取り合えばきっとみんな幸せになれる

[メイン] 上条当麻 : そう考えながら少年は今日も自ら渦中へと飛び込み…いや、巻き込まれていく

[メイン] 上条当麻 :  

[メイン] 上条当麻 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「骨組みだけの宇宙」

[メイン] GM : エンド1

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴だァ~!!!

[メイン] 上条当麻 : 宴だァ〜〜〜〜〜!!

[メイン] アルティナ : 宴です〜〜〜!!

[メイン] GM : いらんと思うけど報酬

[メイン] GM : 【SAN値回復報酬】
生還 1d6
最後まで相手の手を握っていた 1d6

【AF:ワスレナグサの加護】
・枯れない青い花。
・お互いが同じセッションに参加している場合、1度だけSANCを回避することが出来る。
・使用は1度きりで、使うと枯れてしまう。

【クトゥルフ神話技能】
5%

【成長ロール】
[がれき]で修復したものにより、各分野の技能成長がある。
「クトゥルフ神話TRPG ルールブック」p.362「探索者の技能カテゴリー」を参照する。
・ナイフ:<好きな運動系技能(※記載はないが戦闘系技能)>に+1d10
・コンパス:<好きな操作系技能>に+1d10
・木箱:<好きな知覚系技能>に+1d10
・空瓶:<好きなコミュニケーション系技能>に+1d10
・本:<好きな思考系技能>に+1d10